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専門技術育成コース講習でした。

専門技術育成二日間コース(コースは様々あります)でした。茨城県より、ようこそお越しくださいました。

現場でコーディネートや采配をされる業務をされるMさんは、一年に一度のペースで、お忙しい中時間を調整して来社されます。

お看取りに、声を掛けていただくことが増えたこと。

身寄りのない方のお世話が増えたこと。

など、社会の大きな変動の時を迎えている現代の、色々な課題をお持ちになりました。

お看取りについては、私もお声を掛けていただくことが増え、死を迎える方に大切なことを教えていただくことが沢山あることなどを、話し合いました。もちろん、後悔することも、沢山あります。後悔は、出会った証拠、遺して育ててもらえた大切な感情だと思います。

「笹原さんに、納棺の時にこんな風にみんなに伝えてもらうんだ!」と、ご本人が言っていたことを亡くなられてから知った時。その気持ちにもっと早く、気がつくべきだったなと、後悔します。あの時、会いに行くべきだったなと思った時、また後悔します。そういう人としての大切な気持ちを、亡くなっていく方に深く教えていただいたなぁって、ご本人に感謝します。

「笹原さんにお願いするんだってね、その話をしをするときは、とても良い笑顔だったんですよ。」ご家族に教えられ、その方の笑顔が宝物に変わるとき。

お独り暮らしの方の、警察で見付けてもらってお世話になった孤独死の、故人とのお別れの時間。私も普段、色々お世話をしたくなってしまって、結果、故人の背景を知った弊社の職員が一丸となってくれる。そうやって私も支えられます。今回の講習も、深く、その内容を突き詰めて考えることが出来た時間でした。

警察の霊安室を出発する時、故人がどのような状態でも「ご本人のこと、よろしくお願いします。」と警察の皆さんに託されたとき、孤独死でも、心配して思い続けてくれる人たちの気持ちを預かる時、故人に対する情に、責任を果たすことを自分の中で再確認する時です。

プロ、専門とはどうあるべきなのか、私たちは何を求められているのかという内容を考えながら、これからも研鑽して行こうと、研修を進めていきました。

〜Mさんの話から
昼夜問わず働くMさん、疲れが溜まることも度々あるそうです。そんな時「旦那にね、むくんだ顔を何とかしたら?」って言われたんです。(笑)だから私ね、「むくみを取るためには、高くて良いクリームが必要なのよ!」って言ったら、お小遣いをくれました。(笑)

いつも旦那さんを大切にしながら、切り返しが天才的なMさんは、地元に帰っても、みんなを良い笑顔にしてくれる、ステキなお仕事に御尽力されることでしょう!

明日は、日中の業務を終えてから、夜は講演です。

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