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じじ

《私の部屋から咳払いが聞こえる!?》

仕事で帰りが少し遅くなった、夜のこと。

じじ「日中さ、お前の部屋から咳払いが聞こえたぞ?」

私「あら!?」

じじ「でさ、部屋の前で帰って来たの?って声描けたら、部屋の中で物を移動するズリズリって音がした。」

私「あら。誰か、ほふく前進して、じじの方に向かって来ていたのかな?」

じじ「あ!?やめなさいよ、そういうこと言うの!」

私「戸、開けたの?」

じじ「いや、開けないよ。」

私「それは良かったね。出会ったかもしれないから(笑)」

じじ「やめなさいよ、そういうの!」

私「でも、戸を開けた方が理由が分かったかもしれないのに!ほふく前進の人が笑顔で「なに?」って、振り向いたかもしれないしね〜。」

じじ「そっか、その時は、ごゆっくりって、言えばいいな。」

幽霊や、あの世を信じていないじいちゃんですが、我が家には時々影しか見えない、正体の分からない大人や多くの子どもたちのお客さんが居ることがあります。じいちゃん曰く、

「それは、それ。だって、居るんだもん。仕方ないじゃん!」

幽霊ではなく、それは誰かだと断言するじいちゃん。年寄りって、そういう所が優しいなと思います。

「あ!幽霊だ!ってさ、人間に向かって、あ!人間だ!と言っているのと同じであって、生きてようと死んでいようと、俺はじじだ!ってことだよな。」

じじの哲学は、今日も炸裂していましたとさ。

《糖尿病に良いもの⁉︎》

じじ「糖尿病になって、色々アンテナ張ってるわけよ、おれ!」

私「それのおかげか、不安定だった検査のデータも安定してて、良かったね!」

じじ「でさ、DH何とかも良いんだって!」

私「(え!!美容!?)・・・」

じじ「あれ、魚のさ!!」

私「DHA?」

じじ「そう!それ、それ!!」

満足気に、私が朝焼いた卵焼きを口にパクっとほおばって、自分の部屋に軽やかに帰って行くじいちゃんでした。グッジョブ!

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