9.92018
北海道地震
北海道で震度7の地震がありました。
私が札幌出身ということをご存知の皆さまより、全国各地からメールや電話をいただき、沢山ご心配をいただきました。ありがとうございました。
地震が発生した日から、仕事や現場の合間に、母をみてくれている姉の家族、一人暮らしの叔母やそれぞれに過ごしている高齢の親戚、幼なじみや友人たちと連絡を取り合っていました。
停電が続いていたことで、時間の経過とともに不安はつのっていきます。90歳で一人暮らしの叔母は携帯の充電が切れてしまうと社会の全てから遮断されてしまうようでこわいと話していました。
テレビも見られない中、ラジオを持っていた家は情報を取れますが、何も情報が取れないみんなには、電話や返信をすると電池が無くなるから、電気が復旧するまで、時々一方的にメールやLINEで分かった分の情報を送るから返信しなくていいよと話して、送信していました。やはり、メールやLINEはだいぶ時間が掛かり、すぐに届かないこともありました。
現在は徐々に電気も復旧しているそうですが、大きな地震だったため、震度3以上の余震も多く発生しており、不安な時間を過ごしているそうです。
東日本大震災の時は、どうだったのか?どのように過ごしていたのか?この先は、何を準備するべきか?と、現地から質問が多くありました。
足がつって眠れない、余震が多すぎてずっと目が回っているようだなどの話しも増えてきました。
高齢の人たちとの話の中では、主治医の診察を受けるとき、普段と違うと感じる体の変調、めまいや倦怠感、動悸、不安などを伝えてねと、話しました。人の心の変化や薬で副作用のあるものをよく知っている先生は、色んなアドバイスをしてくれると思うからね、と話しました。
今は余震の間隔が短くても、徐々に間隔は長くなること。ただ、東日本の時には突発的に大きな地震が発生するので、度々停電が起きていたことを想定して、
電気が復旧している間に、
懐中電灯と替えの電池、
食料の確認、
水を溜めておくこと、
手に入れば携帯の簡易式充電器と替えの電池、
大きな地震が発生したら、上から色々落ちてこないように、高いところのものは下へ下ろしておくこと、
余震が発生したら毛布や大判のタオルで頭を守るために頭に乗せてなど、
冷蔵庫の物は、停電になったことで常温になってしまったものは勿体ないけれど生物などは捨てて、地震のストレスにより体の免疫力が落ちているかもしれないから、食べて体調を悪くすると大変なので、臭いや状況をみて、どうしても食べる物が無いときは熱を通すなど工夫しながら、口に入れてねと伝えていました。その日に電気が復旧した地域、2日〜3日で復旧した地域と色々です。
報道で確認できたことは、道庁、各市町村では生活用品や避難所に関して、かなり早い段階で設置、支援を開始しています。
地震発生後に岩手県上空では、支援なのか、ヘリコプターや飛行機が普段からは考えられない数が、連日飛んでいました。
家も道路も被害を受け、余震も、復旧にもまだまだ時間が掛かります。東日本の時も詐欺や泥棒が多かったのも、地震直後からでした。気を付けてと、当時の経験から詳細をみんなに伝えています。
地震により被害を受けられた皆さまにお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。