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じじ

〜取られた!!

朝のニュースに夢中のじじ。私は緊急出動の現場に行くため、急いで準備中。


ふっと見ると、後ろのテーブルに置いてある朝ごはん。猫たちはおかずの匂いを何やらクンクン嗅いでいる。


振り向いたじじ。


じじ「あっ!玉子焼き取られた!」


その日はバタバタで、帰りはすっかり夜になった。


私「ただいまー!」


声を掛けると話し出す、じじ。


じじ「この前はよー、ご飯の上に乗せた目玉焼きがよ、無くなってたんだよ!!びっくりだよ!!」


私「誰の仕業?」


じじ「分からなかったんだよ〜。でも、部屋にはおれと犬しか居ないから〜、犬見たらよ〜、知らん顔してるんだよー。」


私「いや、チロ、そういう顔だから(笑)」


じじ「あ、そうか!舌舐めずりをいっぱいしてたから、犬だと思うのさー!


きっと今までも取られてたけど、気がつかなかったんだなぁ〜」


私「素晴らしい。拍手!こだわらない、とらわれない、そういうのが一番幸せなのさ!」
じじ「そっか〜!」

〜噛み合わない会話


早朝、84歳の私のいとこが遊びに来た。母の甥っ子。87歳のじじとはとても仲良し。


じじ「今日は、天気良いな〜」


いとこ「今日、病院に診察行ってきた〜」


じじ「昼は、そうめん食べたいな〜」


いとこ「家の雑草が一気に生えてよ〜」


じじ「昨日のテレビ見た?」


いとこ「息子が忙しくてよ〜」


いつも通り、会話がかみ合わない2人。不思議といつも、盛り上がっているように見えるのは、何故だろう?(笑)


いとこ「あー、コーヒーごちそうさまぁ!」


じじ「じゃまた来てね〜!」


いとこ「はいはい〜!」


でも、最後は合っている(笑)なんか、すごく面白い。ホンワカしてしまう、そんなひと時でしたとさ。年寄りって、癒される(笑)


〜変な鳴き声

夜中、持ち帰った仕事をしていた。じじの部屋から、気味の悪い変な音が聞こえてくる。


私、恐る恐る、じじの部屋をのぞく。

やっぱり聞こえてくる、変な音・・・


「ヒヤオゥ〜〜・・・ヒヤホゥ〜〜・・・」


私「なんの音?」


じじ「無駄鳴きするから、ヒヤホゥ〜〜って言うと静かになってな、おれのところに来るんだよ〜〜♬」


私「いや、それだけさぁ、じじに忠実なんだから、心配してんでしょ?」


じじ「え?そうなの?(笑)」←犬に聞いている


じじ「ヒヤホゥ〜〜」


私「やめなさいよ、かわいそうに!」


じじ「ほら、見てみろ!シッポ振って、喜んでる!」


私「あら、本当だ!いいの?チロ?」


チロ「ワン!!」


私「そっかぁ、良いんだぁ(笑)」


私が仕事に行っている間、きっと二人はこうして遊んでいるのだろう(笑)私の知らない世界だった(笑)幸せは、他人が決めることではないということを学びましたとさ。

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