5.42017
夢
今年も茨城県から100株近いお花の苗を贈っていただき、弊社の花壇もお陰様でステキなお花畑になりました。そして、普段使わない筋肉が発達した気がします。(筋肉痛(笑))本当に、お花って癒されます。いつも、ありがとうございました。そして全国各地から、皆さまからのたくさんのプレゼント、いつもありがとうございます。
ここの所、現場も立て込み、癌の専門誌に連載中の原稿を書いていて内容の確認や取材をしたり、学会の抄録を色々確認しながらこちらも色々やりとりをして確認をして作ったり、横浜パシフィコで行われるシンポジウムセミナーのテキスト作成に取り掛かるなどと、現場も社会問題と直面することが多くて、放って置くわけにもいかないことが多々発生、様々な職種の皆さんと意見交換しながら色々と頭を悩ませながらの動きが必要で、徹夜も続いてちょっと大忙しでした。
そんな最中(さなか)、バタンキュー。12時間寝続けた日があったとさ。
我が家のじいちゃん、「お見送りした人たちに会いに、あの世に行ったのかと思って」と、寝ている私の顔にティッシュを当てて、息を確認したらしい。「息、してたよ。」と言っていた。「12時間も寝れて、若いじゃん!!」何の励ましか、親指立ててNICE!も、していた。はい、どうもありがとう。
じじ「そんなに寝て、夢とか見ないの?」
私「あ!ロングのおじちゃんに会ったよ!」
ちょっとステキな解説→ロングとは犬の名前で、おじちゃんは祖父の弟。ロングという犬を飼っていた、親戚の中で大人気の、昔の鉄道警察隊だった叔父です。
晩年、認知症で徘徊しており、おばちゃんも大変苦労していた。おばちゃん曰く「おじさんね、天才なんだわ!!どんな鍵を何個使っても、必ず外すの!!これならどうだ!!ってね、色々やったけど結局全部外すのね。認知症なのに、惚れ直したわ!!」
おじちゃん徘徊時、必ず駅に行く。「徘徊ってさ、目的があるのかもよ。」当時若くておじちゃんの徘徊にショックを受けていた、おじちゃん大好きな私の気持ちとつながり、おばちゃんの言葉がお守りになった。
当時、おじちゃんの家のすぐ近くの駅長さんは「おはようございます〜。あーー!今日は、電車はお休みですから。今来る電車は、おじさんの行きたい目的地には行かないんですよ。」おじちゃん納得して、おばちゃん迎えに来る。という、色々なパターンでやりとりをしてくれていたそうだ。おじちゃんが亡くなって、駅長さんに御礼に行ったら、「私の父も認知症でしたので。」と、少し涙を流してお話ししてくれたそうだ。ステキな人たちに支えられ、おじちゃんの晩年は、おじちゃんらしく過ごせたと、おばちゃんは泣きながら話してくれたことがあった。
私「ロングのおじちゃんさ、いつものトンチとパンチが効いている感じでね、「おぉ、るいこ、おじちゃんに会いたいのは分かるけど、まだ来ちゃダメだぞ。さぁ、この電車に乗りなさい」って、電車に乗せられたのね。そしたら目が覚めた。」
じじ「へぇー。俺も、会いたかったなぁ。ま、もうすぐ会えるかな(笑)。」
私「日本酒飲みたいって、言ってたよ。」
じじ「本物だな!!日本酒、大好きだったから。」
私「「おちょこを3個、供えてくれ、おちょこだけじゃダメだぞ!!酒も忘れるなよ!!ははは〜(笑)」って、笑ってた。おじちゃんらしいね。(笑)
じじ「まてよ、命日っていつだった?」調べ始めるじいちゃん・・・。
ゴソゴソ、ガサゴソ・・・。20分後、
私「どうだった?分かった?」
じじ「ん、一族の命日表、探すの疲れた。分からないけど、今頃の時期だったと思うよ。そっかー、そっかー。」回想にふけるじじ。
岩手には、やんべ(肩の力を抜いて、だいたいに)という言葉がある。この件は、やんべで良いのかな?そんなことを考えながら、おじちゃんと過ごした昔の日々を想い出し、じじと、おじちゃんの想い出を語り合ったのでありました。