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黙祷

8月6日広島に原子爆弾が落とされた日、黙祷。

8月9日長崎に原子爆弾が落とされた日、黙祷。

当時は他県からも、その原子爆弾の光が見えていたと聞きました。報道の中で被爆者の方々のお話しを拝聴をして、涙がポロポロ出てしまいました。これまで、戦争を経験された多くの方々に体験をお話ししていただいた内容を思い出して、又、涙がポロポロ。

経験したことを話すのは、実はとても勇気のいることだと思います。経験されたことを話している人を支えてくれる人が居るから、それは出来ることなんだと思います。支えている人をまた、支えている人が居るから、みんながつながれるんだと思います。私はいつも、舞台裏に居るから、それはよく知って居る。光の当たらないところに、必ず支えている人がいてくれること。人から見えていない舞台裏は、どこも、いつも、人の温もりに溢れています。

だから話せることがある。
何を経験し、
何を見て、
何を感じ、

何を思い、
何に希望を見出し、
どんな風に生きてきて、
その積み重ねで、

今の社会があるのか。

その人たちが作ってくれた今を、時代の変化に伴い、どんな風に守って行くのかと、考えた時間でした。

日本は、戦争の原子爆弾と大きな災害を歴史の中で経験し、町づくりをして来た、唯一の国と言われています。世界中がお手本にしたい国として名が上がっています。私たちがこれから、先人の志を引き継いで何が出来るのか、やっぱりそれを、考えます。

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