《なぞなぞ？》
じじ「パソコンのさ、字の上を走らせるミニカーがあるんだよな！」

私「・・・？何言ってる？」

説明に聞き入る

私「パソコンの横で、走る車？え？何？とても難しいけど？」

じじ「こうやって、こうやってよ！」←ジェスチャー」

私「あー、マウス？」

じじ「そうそう！」←満足気「お医者さんのよ、マウスが車だった！」

私の私生活は、じじの、あれとかこれとか、内容のスタートがちんぷんかんぷんで、いつもなぞなぞだらけである。

《なんでも出来るよ！》
ある朝、何を思ったかカーテンレールを直していた、じじ。

私「危ないからさ、仕事終わって帰って来てから手伝うから、それからにしてね。」

じじ「うん、分かった。」

やっぱり言うことを聞くわけがない、じじ。帰って来たら、じじがいない。カーテンレールを見ると、あんまり進んでない！しばらくして、

じじ「ネジ買ってきた！」

帰って来て、マイペースで直す、じじ。しばらくして、

私「順調？」

じじ「順調！あっ！」

脚立の上にいた８５歳。口にくわえていたネジを、張り切って答えたから、落とした。

じじ「・・・、もう！話しかけるなっ！」

（くくくっ）笑うのをこらえるのに必死な、私でした。