5.172018
新生児・小児におけるエンゼルケアとグリーフケア
12日、日総研さんのセミナーが東京で開催されました。今年も2つの演題で主要都市の会場を、回らせていただいています。
12日は助産師、小児担当看護師、産婦人科医師、小児科医師の皆さまがご参加されました。遠くは札幌、熊本、山形などから、東京の会場にお越しいただきました。
新生児・小児に特化した形で、お別れの現場から様々な情報をお伝えしました。大人とは異なる注意点が、子どもたちのお別れの現場には沢山存在しています。その一つ一つを、現場の情報を組み込みながらお伝えしました。
小さな赤ちゃん、乳児、幼児、子どもたちも限られたいのちを、家族に支えられ、頼りになる専門職の方々に守られながら精一杯生きている、そういうお話しもセミナー終了後に専門職の沢山の皆さんが並ばれ、お一人おひとりから伺いました。
可愛らしい、そして最高の良い顔を、頑張った姿を知っているからこそ、お別れされるみなさんにこれまでと変わらない形で、愛して欲しい。そういう思いのなかで現場を、技術と知識を持ちながら心を支えていく、そういうセミナーでした。
セミナーの最後の時間には専門職の皆さんと一緒に、私が伺った復元の現場に多い様々に子どもたちを中心に発生している現代の社会問題について考える、小さないのちを守る、そのような時間もテキストの中にはありませんでしたが、
社会の取り組み方を色々と変えて行かなければならないと思うこと、例を挙げてお伝えし、特別な時間を作りました。社会問題一つ一つをお伝えする中で、涙される方も多く見られました。
来月も東京の会場で行われる日総研さんのセミナーは、「復元納棺師が教える!看護・介護職が行うエンゼルケア・死化粧」です。今回のセミナーとお題目は異なります。
また、皆さまに会場でお会い出来ること、楽しみに致しております。