5.172018
講演
現場に走りながら、セミナーや講演、学校の授業、執筆活動も引き続き同時進行です。
最近は、中高生からの人生相談も多くなりました。いのちの授業の実績なのか、年を取った証で頼られているのかは分かりませんが、みんな、めんこいです。
ブログ更新して〜と、沢山ご連絡をいただきました。なかなか更新できず、すみません!
一昨日も講演に伺いました。
最期をどこで迎えるか?
様々な機会を得て他者のことを考えたことがあったとしても、自分のことは、ほとんどの人が意識していないことだと思います。どのような状況であれ、死を迎えてもなお、誰かにお世話になるものです。
現場に伺う度、人には、一人一人の人生の物語があることを教わっている気がします。
医療・介護の現場などから引き継がせていただく方々が居ます。
あまり知られていないけれど、
一人で亡くなっていれば、警察でお世話になります。
この方が誰なのか、
なぜ亡くなったのか、
いつ亡くなったのか。
それから身寄りのない方の、火葬に立ち合うことも増えました。
身寄りのない方だけでなく、その背景に合わせてお骨の行く末を、考えなければならないことも、とても増えています。
知られていない人の死が、切なく哀しい死が、光の当たらない所で実際にある、ということです。そこに向き合ってくれるプロが居て、心が引き裂かれるような哀れな死に、涙を流してくれていることも事実です。
警察から引き継がせていただくお一人おひとり
は、社会問題に直結していることが多くあります。私自身、復元中は沢山の問いと向き合っていることが多くあります。
どのような死を迎えたのかから、どのような人生だったのかを考える悲嘆の援助の時間があります。
それは、個々で、その背景で全く違います。その状況や背景に合わせて、納棺も大きく変わります。
それぞれの現場で、故人と誠心誠意向き合ってくれている人たちがいる。それも、私は知っているからこその、復元だと思っています。
そして一昨日は、岩手県盛岡市の会場で、
公益社団法人生命保険フィナンシャルアドバイザー協会、岩手県支部研修会にお声掛けいただきました。
普段から出会うこと、現場の中にある様々な問いなど含めて、お話しをさせていただきました。
会場で書籍販売を担当くださった、いつもお世話になっております、さわや書店さまにも感謝を申し上げます。ありがとうございました。