10.32018
鳥取県倉吉市立河北中学校いのちの授業
台風の影響で飛行機も欠航が続き、交通機関もマヒする中で、何とか時間ギリギリに滑り込むことが出来ました。
地元の社会福祉協議会が主催ということで、今回も伺いました。前回伺った、いのちの授業は地元のホールを借り切って三校合同の授業でしたが、「パワーをください!」と子どもたちに囲まれて、最後は握手会になり大変な盛り上がりでした。
今回も休憩を一度入れての、いのちの授業でしたが、休憩時間中は生徒さん方が多勢演台の所に集まって来て、子どもたちの質問に答えるという時間もありました。
生徒たち「岩手県でしょ?大谷翔平選手に会ったことありますか?」「どんな人ですか?」
の質問からスタート。地元でも大谷翔平選手は、みんなが大切にする存在で、老若男女問わず大変な人気です。
私「お会いしたことはないけれど、とっても礼儀正しくて、感じの良い挨拶をする青年と聞いてるよ。」
生徒たち「おぉー!」「やっぱり、大谷翔平選手大好き〜!!」
子どもたちが素敵な大人に憧れを持つことは、本当に素晴らしいことだと思います。子どもたちのキラキラした目は、大谷翔平くんの顕著な頑張りが生んでくれた眼差しでしょうね!大谷翔平選手、無理しないで頑張って!!と、子どもたちが熱いエールを送っていました!
休憩中の質問は、まだまだ続きました。
「死んだ人と会いたい時は、どうしたらいいですか?」
「夢でいいから、死んだ家族に会いたい!」
「死んだ家族は、僕のことまだ好きでいてくれますか?」
亡くなった人が聞いたら、今すぐ抱きしめてしまうであろう質問が飛び交いました。素直で、まっすぐな質問に、胸を打たれました。
休憩を挟んで第2部は、心霊現象と呼ばれることを亡くなった人の立場から検証していきました。そこに、昔ながらの日本独自の風習を組み込み、解説しながら偲ぶ気持ちと溢れ出す悲しみの感情を昇華する方法を伝えていきました。
拍手が鳴りやまない体育館を後にして、校長室へ。
事情があって、明治維新を勉強中の私。校長先生が社会の専門とのことで、明治維新を教えてもらいました。そういうことなんだ!と、うなるくらい、分かりやすかった!!ありがとうございました。
日本も、とても災害が増えています。鳥取県の子どもたちも、震度6の大きな地震を経験しています。災害が発生したとき、自分がどのように判断をして、どのように動くか。何を準備して、どのように使うか。お話しした内容が少しでも、お役に立てたら嬉しいです。
東日本大震災の捜索では、警察、自衛隊、消防、海上保安庁、多くの皆さんが尽力してくれました。その姿、活動に憧れ、目指す生徒さんも多いと思います。指揮し、活動された方々のお話しも、きっと、聞いた人の人生がとても深いものになると確信しているので、皆さんが直接聞かせてもらえる機会が増えたらいいなと、願っています。
今年は残り3ヶ月になりましたが、各地にいのちの授業に伺う予定が多く入っています。皆さんにお会い出来ることを楽しみに致しております。