3.262020
3月7日、じじがお空に帰りました。
3月7日、じじがお空に帰りました。
享年89歳でした。
元々昨年の心臓の手術から弱くはなっていきました。年を越してからは、食が細くなりました。主治医には、その不安を受け止めてもらって、自分のペースを上手に作っていました。
いつも大好きなカフェに行くことを楽しみにしていて、地域の中では様々な業種の集まりで社長さん方々に誘ってもらい、意見を求められて頼りにしてもらって、楽しかったようです。(もちろん、送迎は私です。私の仕事の都合に合わせてもらっていましたが。)
私も仕事から帰って、父に相談をしながら過ごすことが多くありました。週に2回は、二人で買い物に行き、父の大好きなラーメンやお寿司を食べて帰りました。一緒に出かけると、特に若い子たち、ちびっこたちによく声を掛けられる人気者の可愛いおじいちゃんでした。(いや、自分からも声掛けに行ってたな)
人に対する思いやりや道徳心には特に厳しかった父でした。
春には、桜を見ることをとても楽しみにしていました。
皆さまには沢山愛していただき、本当にありがとうございました。ブログでも、反響が一番大きかったのが、じじのお話しでした。
ブログを読んで介護の考え方が変わったと、皆さんから沢山、声を掛けていただきました。老いることと共に過ごすことは、学びが多く、私自身もその時間の中でずいぶん成長させてもらった時間ではなかったのかなと、思います。
世の中のコロナの影響で、私が伺う現在の納棺の時間も規模が縮小されていることも多く、やはり悩みましたが、我が家もそれに従い、火葬は身内のみで済ませました。
葬儀は、西和賀町の碧祥寺 で
7月12日、14時〜 執り行います。
お参りしたいと言っていただける声も多く、世の中のコロナの影響を考慮して、住職に相談をして、コロナが落ち着く見込みの4ヶ月後の7月に決めました。
声を掛けてもらうことが大好きな父でしたから、どなたさまにもお参りいただければと思っています。
じじの最期の格好は、住職にオッケーをいただき、カフェに行くいつもの服を着ていました。いつもの帽子をかぶり、左手には新聞の朝刊、右手には大好きだった甘納豆入りのお赤飯(葬儀なのにお赤飯⁉︎良いんです。大好きだったから)を持ちました。
じじと過ごした愉快でアレンジ満載の、これまで記録してきた看取り前後を含めた介護日記(ほぼマンガ)を一冊にまとめて葬儀にお参りいただいた方にお渡し出来ればと考えていました。
これまで「じじ」を大切に思ってくださった皆様へ、報告が遅くなりましたお詫びと、これまでの御礼と兼ねて、この場を借りてお知らせとさせていただきます。
ありがとうございました。