4.122017
専門技術育成コース
4月に入り、専門技術育成コースで会社経営者の方がお越しになり、しっかりお勉強されてお帰りになりました。
専門技術育成コースの内容の中には、ご希望に合わせて「災害」の項目もあります。お越しいただき、最初の面談で内容を決めていく訳ですが、「災害」を選択される方は、9割を超えています。
「災害」関連の中の「死」に携わる時間の中で、知っておかなければならないことが、実は沢山あります。
例えば、立ち位置を間違えると、周りに迷惑を掛けるだけでなく、誰かを傷つけたり、混乱を招くのが災害の現場。
そして物がない中で、若くはこれからが見えない中で、何が出来るのか。何を必要とされているのか。人と人をつなぐこと、手を離すとき、その後の支援の形など、災害独特の時間の流れの中での課題が沢山あります。
その様な内容を、ご希望や立ち位置に合わせて、今回もお伝えしました。
専門技術育成コースを受講される多くの方は、過去に災害を直接的に経験されているか若くは、これから発生すると国から指定されている場所の皆さんも、多く受講されています。
明日は何が起こるか分からない。
経験者が口にすることの多い言葉ですが、災害心理は、それぞれの方の心の中に存在している記憶や体験と共にあり、その記憶と体験との付き合い方もみんな一人ひとり違うということだけは、様々な職種の多くの皆さんと出逢い、教えていただいたことだと思います。
弊社の現場では、急死という家族にとっては突然のお別れの現場も多く続いていました。
言い換えれば一件一件の、大切なお別れの時間がありました。
専門技術育成コースでは、様々な技術と知識と実践する方法などをお持ち帰りいただき、様々な職種の皆さんの現場実践としお役立ていただいています。
予約で一杯の月もありますのでご希望の方は、お手数ですが弊社へメールで、お問い合わせくださいませ。