6.282017
和歌山県へ
鳥取県から岩手県に戻り、いつも通り立て込んでいた色んな仕事を、日中は通常の業務があるので夜にやるしかない!ということで、二日間ほぼ無睡でしつつ、
毎年、この時期に伺っている和歌山の企業さんへ。専門技術とグリーフケアのための特殊なコミニュケーション指導のため、二泊三日で行って来ました。
昨年伺って技術指導をして、取り組んだ色んなことを実践していて、取り組んだからこそ出る質問の嵐・・・、素晴らしい。本当に実践している人だからこそ出る、様々な疑問が飛び交いました。こうなれば、ステップアップ出来ます。
現場は、言い訳もごまかしも通用しません。元々、人の悲しみを真摯に大切にして向き合ってくれる方々なので、私も指導に熱が入りました。
現場の壁の種類は色々あれど、きちんと知っておけば、当たらなくて良い壁に当たる必要がないこともあります。
今回も、技術指導をしながらコミニュケーションの深め方を、皆さんと進めました。きっと、更に素敵な現場になんだろうな・・・。そう思いながら、皆さん一人ひとりがどんどん良い顔になっていく、そんな姿を見つめていました。
歳を重ねると、若い人たちが成長してくれる姿は嬉しいものです。
世の中、楽な仕事なんてどこを探したって1つもないし、誰かのせいになんて絶対に出来ない。現場は、厳しいものです。けれど、逃げずに真剣に向き合う経験をした人は、人と出会った証拠に、成長させてもらえるのだと思います。
私の現場指導は、現場が終わってからでも出来るまで特訓するから、ハードだと思います。人の人生の究極に立っているのだから当然ですね。真剣に向き合う訓練を積み重ねることで得るものは、目の前の人からの絶対信頼です。深く、深く、深く、それを得て欲しいなと、思うからこそです。
死を迎えた人と、私たちもお別れのとき。出逢えた「ありがとう」と、お見送りの「お疲れ様でした。」そして、また夢でもお会い出来るかな?そんな気持ちで私も、毎回の現場の中で考えています。
現場では、頑張るしかない!プライベートは、ちゃんと休む!自分の身体のコントロールも、大事な仕事の1つです。と言いながら、寝不足がたたって、ちょっと調子を崩した私でした。反省。