6.32019
カウンセリング
亡くなった方を見つけてくださった第一発見者やご遺族のカウンセリングの依頼も、本当に増えました。
必要に応じて、病院の受診を提案することもあります。
私の場合は、我流の特殊なカウンセリングです。悲嘆によって研ぎ澄まされた感覚を持っている方々が多く、いわゆる怪奇現象を経験している方も居られます。
解説をしながら解決へとお伴します。最後は風習としてその方が知りたい望んでいる、民俗学的な内容、日本に伝わるいのちに関連した深いむかし話しをして終わるのが特徴でしょうか。
第一発見者の方のカウンセリングを進める中での、後半でも共通点があります。
1、会えたら文句言う!
2、その後は楽しい話をする!
3、最後は、また会いに来てって伝える!
ここまで出す結果のための、プロセスがとても重要です。人は、温もりいっぱいの底力を持っています。
悲嘆やトラウマを経験した人は、本当は深くて温かい大きな大きな心を持っているものです。そういう、カウンセリングです。
1、自分ってなんだろう?
2、生きるってなんだろう?
3、体験した意味ってなんだろう?
メインになる問いの中には、実はとても大切なことが含まれています。そのための情報を提供し、一緒に考えていくカウンセリングです。
カウンセリングの中では様々なトレーニングを組み込みます。
悲嘆を理解出来ることで、周りの皆さんを大切にする力を、個性豊かに持って帰ります。眠っていた自分の力を、目覚めさせてお帰りになります。
切り替えることも大事だけれど、今あることに納得できることがきっともっと大事。
※事件に関連している場合、直接のご家族などは被害者支援センターに様々に支えてもらえます。私が依頼される復元の現場の中でも、被害者支援センターが早い段階で入っていることも多く、私もとても信頼しています。弊社は、被害者支援センターの賛助会員です。