3.132021
「行方不明者捜索」
10年思い続けて出来なかったことがありました。
震災遺族とよく話した「行方不明者捜索」を、今年は可能な限りご遺族と見学に行っています。一人で行くことも、あります。
もちろん現場もありますし、最近はリモート講演やセミナーも増えたので、毎回は行きたいけれど、仕事もあるので行けません。
捜索を続けていただいて5年目くらいまでは、見つかって欲しいという方が多かったと思います。
その後8年目くらいまでは、見つかって欲ししいけど、やっぱり沖にいるのかなと言う人も多くなった。
今、警察、消防、海上保安庁の行方不明者捜索を見守るご遺族の多くは、
「本気で一緒に思い続けてくれるプロの人たちがいる」
「思い続けて良いんだという勇気をもらう」
と、話しくれる方が多く居ます。
捜索を10年も続けていただいていること、捜索自体が危険なので、本当に大変なことだし、続けていただいてきたこと自体が、すごいことだと思います。
胸が張り裂けそうになるほど有難いねと、今、震災遺族の皆さんと話しています。
今年は、捜索体験をさせていただきました。本当に、難しかった。捜索が大変なことだということが、よく分かりました。
だから、本当に有難いという気持ちが更に、強くなりました。
今年の「いのちの写真展」で指揮を取ってくださった警察署長が、フォーブスに特集されました。
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