3.92018
思い出・震災あれから〜2
復元にご縁があった高校生の女の子との出会いから、その子と一緒に過ごしていた子たちと、どんどんつながる新しいご縁。
「笹原さん、○○先輩は、こんなにこんなに(中略)素敵な人だったんです!」
あの子のことを話してくれる下級生や同級生、上級生とあの後、本当に沢山縁があった。みんなの姿は、とてもキラキラしていました。
震災前の町のこと、
震災前の部活のこと、
震災前の生活、
震災前の活気・・・
大好きな町で、大好きな人たちと、毎日忙しい青春の日々を、過去をどんどん確認して、どんどん自分の人生にしっかり組み込む力を付けていく被災地地元の子どもたち・・・。
「この町の、たくさんの人たちが亡くなりました。私たちの家族も、友だちも、近所の人たちも、みんな。だから、お空の上にまた、大きな町が出来ていると思います。」
この子たちを、こんなに素敵に育ててくれたお空の上の皆さん。
この子たちを、これまで支えてくれた町の皆さん。
素敵な大人の人たちの支えと、噛み締めて進む大人の背中を見て、子どもたちは育っているのだと、教えてもらった気がしました。
「あれから・・・。」
みんなが一生懸命これまでのことを話してくれる話の中に、震災前の活気が伝わってくるほどの内容。目指す目標を、深い深い潜在意識の中にも掲げ、一歩ずつ、時に立ち止まりながら、そして振り返り、前を向き直して歩いていることを感じていました。