3.292018
日々色々
ここの所も現場に走りながら、
原稿のお仕事も沢山いただいているので、改めて色々振り返る時間をいただいています。
今年に入って福島の若者にも多く、ご縁があります。この7年、風評被害の中で子どもたちが生きてきた道は、過酷なものだったことを知りました。
このように語るのは初めてですが、それだけ私もショックを受けました。
人と出会って傷付いても、
理解してくれる人は必ずいるから、
人に癒されることも、あるわけです。
とは言っても、私の前で号泣する子は実に多い。ずいぶん沢山の物を背負ってきたんだなぁ。そう感じながら、話しを聴かせてもらっています。
今必要なのは、生き抜く力をつけることだと思いました。先ずは、仕事や勉強を怠らず、語り合える真の仲間を増やして行こうね!
スタートとして福島の若者たちには、岩手の若者たちをつなげる約束をしました。なかなか、良い笑顔になってくれました。
毎日、色々な方とお会いします。そして、お一人おひとりの人生に触れさせていただいています。
7年経って、やっと話せたと色々なお話しを聴かせて下さる被災者の皆さんとのご縁も、多くありました。
そしていつも、こう思うのです。
私はお看取りに声を掛けていただくこともあり、独り暮らしや老々介護をされている方々が「急に死を迎えたら対応して」と不安に思っていることを頼まれることも実に多くなりました。相談をいただく中で、普段は公開されてない、その流れなどを説明することも多くなりました。
皆さんとお話しをさせてもらっていると、いつも感じることがあります。
人生経験が豊富で、覚悟するまでの悩む道のりも経験されているから、ステキな方が多いのが本当のところです。
独り暮らしや、老々介護が社会問題になってはいるかもしれないけれど、お一人おひとりの不安をいっしょに解決出来れば、ものすごい力を発揮してくださいます。夢や希望を沢山語り合い、かたちが決まってくると色々な知恵や情報を発信してくださって、ものすごく頼りになる。
出逢いって、すごいなぁ。毎日、そう感じています。
今月はお世話になっている法医学のDr.から、御教授いただいた貴重な時間もありました。私自身が皆さんの期待に、希望に応えられるよう日々心掛ける中で、超専門的なお勉強をさせていただける時間に、教授の超御多忙の時間の中でお声掛けいただいたことに、深く感謝をしていました。教えていただいたことを漏れなく頭に入れたいと思って、集中してお勉強させていただいたので、終わった時にはバタンキューでした。(笑)本当に有難い時間でした。
子どもの頃は、勉強が苦手だった私。勉強は、子どもを卒業して大人になったらしなくても良いものだと思っていました。(笑)だから、早く大人になりたかった。実際、大人になってみると知識を得ないと目の前のことが出来ない、悩んでいる人を目の前にして、何も出来ないという現状を知りました。
私の実際の現場を進めて行くには、私が求める技術を教えてくれる先生が居なかったので、復元は全くの独学です。しかし、目の前のご遺族に応えたいという一心で頑張って根気良く続けて来たことで、今は、私自身の現場に対する答え合わせをしてくれる方々が居られます。
法医学、心理学の大学の教授の皆さん、ベテランの刑事の皆さん、外科のDr.、そして頭蓋骨、脳・眼球・鼻腔・臓器、消化器、骨学、ペインなどを教えて下さる医師の皆さん・・・。本当に、有難い。
結局今、勉強している私。大人になっても勉強をしている私。子どもの頃の私に教えてあげたいのは、本当の勉強は、感動するものだということです。
後悔をすることで始めて情報を探すアンテナを持ち、勉強をすることで、後悔が昇華されます。そして、学びにより自分が話したいと真に思う相手の世界に、少しお邪魔出来るということ。会話の土台は必要で、それがきっと日々の学び。
そんなことを、40歳もすっかり(微妙な表現)超えてやっと気が付いた私でした。
日々の色々、人生色々です。