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怖い話大会

怖い話大会1

納棺の現場も立て込む中、コツコツと準備を進めました。

時に、山の中の納棺の現場でアブに追われ、頼もしい故人のお孫さんに助けてもらうという一幕もありました。

「自分にできることをやって、自分に出来ないことをお願いする。そして、つながることが大事なんだと、おじいちゃんの教えです。助け合い、支え合いです。」

「笹原さん、アブを見たら「い!」しか言わなくなって動かないから、面白い!」

お孫さんのその笑顔が、カッコ良かったです。女の子でしたが!ちなみに、動かないのではなく、動けないのです!(笑)

そして、毎日、コツコツと進める怖い話し大会の準備。

ある時は母ちゃんの会とみっちり打ち合わせ。

ある時はいのち新聞の会でみっちり打ち合わせ。

全国各地のご支援してくださる皆さんと、同じ志に向かって、度々談じ合う。

みんな頼り甲斐のある人たちばかりなので、この会議の積み重ねがまた、味がある。

怖い話大会で、いのちの大切さを伝える視点を考えつつ、その中でも最も何を伝えようか、話し合う時間、これがなかなかステキな時間でした。

初めての企画、告知から開催までの時間もほとんどなかった今回(笑)反省。

母ちゃんの会の提案で、三つの図書館さま、コンビニ二ヶ所、他二ヶ所、みんなで回ってお願いして、ご協力いただきました。ありがとうございました。

バタバタではあったけれど、その中でもみんなの信頼関係が日に日に深まっていき、ステキなチームワークに!前日と当日の午前中の準備がまた、みんな笑顔ですごくステキな時間になりました。

企画する側が楽しくなければ、見に来てくれる人だってきっと何も楽しくない。

伝えることがはっきりして明確になっていなければ、伝わらない!ギチギチのガチガチより、

アドリブが上手くいくようにミーティングを進めつつリハーサル。

二つの大学の大学生7人も、なかなかの企画力!すごーい!♬

お客さんは年配の方も多かった。これは、予想外の展開!年配の方=物知りが多いということで、言葉に気を付けて・・・、

怖い話しの後に、風習を中心に解説。

意外に皆さん、「知らなかったことが多くて、為になって楽しかった!本当に怖かったけど!」と、楽しんでいただけたようで、多々声を掛けていただきました。

あー、良かった〜〜♬

質問タイムの一コマでは、

金縛りにあってしまうという質問が出ました。
金縛りには二通りあります。

一つは体が起こすもの。
脳が起きてて、体が寝てる。

二つ目は本物。仰向けで寝ると、なりやすい。壁の奥から、ガタガタといういう音が渦を巻いて聞こえてきて、その音が自分にぶつかると、なる。

私「寝る直前まで、スマホ見てるでしょ?」

質問した子「はい!」

私「それは、脳が起きてて、体が寝てる状態だから、一つ目の金縛りですね。(笑)ブルーライトのせいです(笑)寝る1時間前にはスマホを見ないようにすると、金縛りにはなりませんし、ぐっすり眠れます!(笑)」

私「怖い感じがしましたか?」

質問した子「そういう時もあります!」

私「その時は、壁の奥から音が聞こえる?」

質問した子「はい!」

私「ではそれは、本物ですね。姿を見たり、誰かが居ることを感じてしまうことがあります。怖いと思う時は、相手も良いエネルギーを出していませんから、きっとお互いに良い関係にはなれません。そういう時は、

私はお役に立てません!

と、正直に伝えましょう。頼ってもらっても、何もしてあげられません!ごめんなさい!

と、素直に伝えると意外と伝わります(笑)私も、色々やってみて、それが一番効果的でした。なので今は、金縛りにはあいません(笑)

心理学の先生によると、金縛りは東洋にはあって西洋には存在しないそうです。金縛りも、研究対象なんですねー!」

今回、8月12日の企画に致しましたが、母ちゃんの会、いのち新聞のメンバー、実はけっこう本家の嫁も多い。

盆正月の本家の嫁は、実はすこぶる忙しい。本当に、とんでもなく忙しい。

ごめん、申し込みが遅かったために会場の都合もあり、私が12日にしてしまった!

でも、みんな笑顔で一生懸命着々と準備を進めてくれた。本家の嫁は、おもてなしも采配も上手な、一人一人のリーダー。んー、それはもう、とても頼もしくステキな人たちばかり。

「来年は、8月11にしよう!」

震災の月命日ということもあるから、大切なことを伝えられる特別な日でもある。そして、本家の嫁としても、動ける大丈夫な日。そんな話し合いが持たれたのでした。

怖い話大会のレジュメやメニューの内容も、実行してみたから分かる、見直しの点が色々出て、またみんなで話し合って、来年もステキな怖い話大会が開催できるように、進めてみたいと思います。

ご協力、ご支援、支えて思いを寄せてくださった皆さまに深く感謝を申し上げます。

ありがとうございました。来年も、お楽しみに!

いのち新聞の次の企画は、毎年恒例になりました、2月に開催予定と致しております、

東日本大震災写真・絵日記パネル展

です。200枚近い展示物を予定しています。いのち新聞メンバー、母ちゃんの会で、皆様のご来場を、お待ち申し上げております。

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