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じじと、じじ

いただいた、海上自衛隊の音楽隊のコンサートのチケット2枚。

じじ86歳、母方の私のいとこ84歳に声を掛けて、二人で行くと言ったので、

送迎するからね!と、私も言っていた。

二人とも、とても楽しみにしていて、

連日、楽しみだね〜!普段から引きこもり気味の(笑)年寄りおじいちゃん二人は、電話で話していたらしい。

車で一時間の場所にある遠野の会場に到着。

私、なんと、仕事入る!

私「帰りは、二人で帰って来れる?」

じじ「うん、大丈夫!」

いとこ「おれ、若いから大丈夫!(←聞いてない!(笑)」

私「若いの?」

いとこ「若いよ!隣の94歳のおばあさんより、10歳も若い!(←帽子ずれてるけど、キメ顔)

私「早め、早めの行動してね!急ぐと転んじゃうからね!」

二人「はい、はい。」

私「寒いところばっかりにいると、トイレ近くなるからね!」

二人「はい、はい。」

年寄りは聞きたくないことと、反論がある場合、分かっていることをこちらが言っている場合には、「はい」が二回になっていることがあるものだ。

じじ、鼻歌を歌っている。よく耳を澄まして聞いてみる、私。

じじ「・・・行きはヨイヨイ帰りは怖い♬」

いとこ「行きはヨイヨイ、帰りは怖い♬」

じじ「・・・行きはヨイヨイ帰りは怖い♬」

いとこ「行きはヨイヨイ、帰りは怖い♬」

私「続きを歌わないんかい!!(笑)」

同じフレーズを繰り返す、86歳と84歳(笑)演奏会の日だから、歌でテンション上がってる(笑)行きは、送ってもらったけれど帰りはどうやって帰ろうかの、心理表現なのだろう(笑)

大笑いしながら、私の仕事をよく理解してくれている二人に見送られながら、遠野を後に。(笑)

じじ「在宅タクシーで、帰って来たからね〜〜。あー、楽しかった!プロの演奏は、すごかった!♬」

翌日も、翌々日も電話で話していたらしい、余韻を楽しんでいるご様子の、二人のじいちゃんでした。

今日も鼻歌の、じじ。

じじ「ん〜〜♬、んんん〜♬」←おそらく、聴いた演奏を思い出しての、鼻歌であろう(笑)指揮者になりきって指揮付きの、鼻歌です(笑)

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